2009年2月19日のプレスリリース
http://profile.yahoo.co.jp/press_release/?s=3328&id=3328109156
ネットプライスグループの転送コム、中国オンライン決済サービス最大手アリペイ(支付宝)との共同プロモーション及び国内通販企業への中国展開支援の開始について
今回の共同プローションにおいて、転送コムは、中国最大手のEC 企業であるアリババグループが展開する決済サービス「アリペイ」の導入手順などを日本語で紹介することで、日本国内のインターネット通販企業(以下、EC サイト)へのアリペイ導入の促進を行います。また、日本国内のEC サイトと連携し、転送コムの展開する海外配送サービスを日本のEC サイトへ導入すると共に、アリペイ導入のサポートも無償で行います。
暁風曰:
株式会社ネットプライスドットコム(東証マザーズ:3328)は、株式会社転送コムという子会社を持っている。「転送コム」というサイトは、とても面白いスキームだ。
インターネットは、どこに住んでいても日本のサイトにアクセス可能。
海外在住者は、日本の通販サイトに海外からアクセスして欲しい商品を見つける。
しかし、たいていのサイトは海外への発送を行っていない。
これは怠慢ではなくて、海外発送という例外を受け入れる手順やシステムの構築はコストアップで、費用対効果を見ても効率が大変悪いため、少しでもコストを抑えて、大多数の利益を守っているといえるかも。
「転送コム」はこんな隙間を突いたサービス。
海外在住者は、日本の通販サイトに商品を日本国内の「転送コム」へ発送してもらう手続きをする。「転送コム」に商品が届いたら、それを海外在住者へ発送する。
日本に「暇な親しい人」がいない海外在住者には大変ありがたいサービス。
今回のプレスリリースの内容は
以下のような「お互い様」プロモーションであると言っているんだろうな。
⇒転送コムは、日本の通販サイトにアリペイが導入されるとお客が増えるので、うれしいわけだね。例えば、「転送コム」を使って取り寄せたいと思った中国人の中には、国際クレジットカードを持っていないが、アリペイなら支払えるという人も多いだろうから。
⇒アリペイは、「あなたがアリペイで支払えば、後は「転送コム」が届けてくれますよ」と中国人に「転送コム」のことをプロモーションするのだろう。
さて、アリペイ海外事業部には何人所属しているのだろうか。
こんなに短期間で次々と成果を出している。感服。
アリペイの日本語担当者さんは、とても日本語がうまいし、フォローが細やか。
日本との仕事も進むはずだよと思います。
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