コラム:中国は大丈夫か 2008年1月21日号より
中国は大丈夫か[70]9元パスタで大ブレーク~サービスで中国を攻める(1)
日経ビジネスオンライン2009年3月17日配信
-低価格の薄利多売モデルしかない-
集客力の源は、やはりその低価格だ。サイゼリヤは、低価格と食材へのこだわりを武器にデフレを生き抜き、日本でも有数のレストランチェーンに成長した。中国でもそれを再現しようとしている。
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麺類や定食類が10元もあれば食べられる店がある中国では、富裕層向けの「ご馳走」を出すのが外資チェーンの常道。そんな中サイゼリヤは、平均月収2000元そこそこの普通の市民でも日常的に手が届く価格で勝負している。
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それにしても一体、どのようにして利益を出しているのか。上海薩莉亜の田井野董事長は、「特別なことは何もない。固定費を切り詰め、店舗を増やして効率化を進める。チェーンストア理論の基本を守っているだけ」と話す。
暁風曰:
コラムの中の言葉に
「サイゼリヤの快進撃が示すのは、中国に富裕層だけに頼らない“普通”のサービス市場が生まれつつあり、市場の成熟、人口減に苦しむ日本のサービス企業にとって新しいチャンスが広がっているという事実だ。」
というものもあった。
これだよね。これからの視点は。
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